看板屋　さっちゃん

ここら辺は田んぼばっかりで、秋の稲の刈り入れが済む頃になると
わが工場におじゃまする　やっかいものがいる。
その、やっかいものはうちでお産して仲良くファミリーで暮らしたりしている。
最近　あつかましくなってきた。
昼間から　チョロチョロ。。。

横着な　やつです。
棚のおくで　がさごそ音がするので　「君のいることくらいわかっているよ。」と心の中で。
悪口をいったら　いけないらしね。　
だから心の中で。
私は　君ほど　怖いものはないの。
なんでも　かじる。
家具でも、大事な家電のコードでも・・・

去年　コートに飴玉入れたまんま　クリーニングに出し忘れていたら
ポケットの表から　見事にボロボロにかじってくれてたね。
一番　お気に入りのコートだったのに・・・

だから君を見逃すわけには　いかないの。

来年は虎年だよ。
君は過去の干支。
静かにしといてね。
　「ちゅ～たろう！！」